結婚したいという相手が見付かり、寿退社するという決意が固まったら、自分が勤めている会社には早めに退職願を提出し、退職の意思があることを伝えなくてはなりません。
会社側も、欠員を補充するとともに、今までその人が行ってきた仕事内容をしっかり引き継いでもらわなくてはならないからです。
退職願が受理されると、退職願に記載した日付で会社を退職することになります。
会社を退職するに当たって、自分が長年お世話になってきた職場へ何かプレゼントする人もいるかもしれません。
そういったときはあらかじめ直属の上司などに、何があれば仕事がはかどるのかなどをリサーチしてみましょう。
退職するときほどこれからの会社のためになるものをプレゼントすると会社側はとても嬉しいはずです。
また、会社側からも寿退社で新生活を送る人に向けたプレゼントや、同僚や直属の上司からの寄せ書きなどのほか、事務的な手続きとして離職票、雇用保険被保険者証、年金手帳、源泉徴収票などが手渡されます。
これらは今後、失業保険を貰ったり、年金などを貰うときの証明書のような書類なのでなくさないように気をつけましょう。
結婚相手が別な職場の場合はそれで問題はないのですが、社内恋愛などによる寿退社の場合、自分は仕事を辞めても相手は同じ職場に戻るわけですし、また、今度は奥さんという立場で会社や会社の仲間達とかかわりを持つことになります。
いやな雰囲気が残らないように、さわやかに退職したいものです。